ホルミシス効果の語源

2015/4/20

近年、ホルモンのように作用するという意味でホルミシス(放射線のホルミシス効果)という考えが提唱され、研究されています

そもそも「ホルミシス効果」を最初に提唱したのはミズーリ大学の生命科学の教授、トーマス・D・ラッキー博士です

NASA(アメリカ航空宇宙局)から宇宙における放射線の宇宙飛行士への身体への影響調査を依頼されたことからでした

地上の100倍の放射線がある宇宙に行く宇宙飛行士に対し、放射線がどれほど悪いものかという調査をしたそうです

という発表でした
(1982年12月)

放射線は悪い!と思っていた世界の常識とは全く逆の概念でした
そして世界の研究者達に衝撃を与えたそうです

では「微量の放射線」「低線量放射線」とはどのくらいのものなのか?

研究者や学者の方によって様々な意見がでていますが
「100ミリシーベルト以下では全く問題がない」という方が多いようです
放射線と健康を考える会より

中には300ミリ、500ミリと色々な意見があるようです

そして、今日発売の日本経済新聞の記事です
日本経済新聞より

それに対し国際放射線防護委員会(ICRP)は年間1ミリシーベルトを目標にしているんです

矛盾を感じませんか?

法律で「放射線は悪い」と言われているのに、原発作業員においては被ばく線量を引き上げることは大丈夫なんでしょうか?

ラッキー博士が見つけた「放射線ホルミシス」ですが様々な大学や研究所での研究結果が世の中を変えているような気がします

㈱ minion info@minion.link

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